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2021/10/15 17:37


いつの間にかセミが鳴かなくなりました。
前回のブログを書いている時はセミの声を聞きながらだったなぁと思いながらキーボードを叩いていると、涼しい秋の風が窓からそよそよ入ってきて…と呑気な事を書いている場合ではありません。
もう秋です。「もう」と言っている間に年末がやって来ます。
1日1日過ぎていくのが早い!虎の絵皿ブログも書かなければと思いつつ、ご無沙汰になっていました。お久しぶりです。

虎の絵皿は水面下でじわじわと製品化に向けて計画が進んでいます。
10月末に詳細発表の予定です。

今回は、作業工程の紹介をしたいと思います。
まず、素焼きに型紙で当たりを取って、線描きをしていきます。
写真を見ていただいたら分かるように、今回は「虎の陶芸家おじさん」という設定で豆皿を製作する事にしました。
虎おじさんがろくろをしている場面です。他には「絵付けおじさん」と「生地運びおじさん」がいます。


線描きが完成しました!盆栽が大好き、ろくろおじさんです。「松竹梅」をそれぞれの絵皿にモチーフとして入れています。

続いて「濃み(だみ)」です。濃淡をつけていきます。



ずんぐりむっくり感が出ました。



裏を描きます。waniのサインに加え、松もポイントとして入れていきます。

さて、ここからがいつもと違う所です!絵の上に釉薬を筆で乗せていきます。
通常の染付でしたら、タライやバケツに入った釉薬にお皿を丸々つけて全体に釉薬をかけるのですが、今回は「掛け分け」という技法で製作していく為、このような工程となっています。

この後は釉薬を塗った所に、水分を弾く「撥水剤」を塗っていきます。

次に全体に青磁の釉薬(絵の上に乗せた釉薬とは違う色)を掛けます。

お皿全体を釉薬に入れて。


引き上げると、撥水剤を塗った部分が青磁を弾いています。
弾ききれていない部分をスポンジで丁寧に拭いて、窯に入れて焼成できる状態になりました。

今回はここまでです!
こうやって書いてみると結構たくさんの事をしていますね。
お正月のスペシャル感を出したくて、このような工程になりました。

実はこのブログを書いている今もまだ完成したお皿はできていません。サンプルは何枚も出来上がっていますが。
絵の具の濃度だとか、釉薬の濃さだとか、もう少し調整が必要なようです。焦げちゃったりしてます。今日も少しヘコみました…。難しい!

次回は完成版をアップできたらと思っています。焼成したら、ちゃんと釉薬の色が分かれていて綺麗なのです。
ではまた!!